2013年07月25日

重ーーーーーいお話です(マイクロチップ)

 先日、マイクロチップを入れていたわが家のワンコが保健所に保護されたのは記憶に新しいところだが。。。

実はこれを機に、いろいろ考えさせられている。


 マイクロチップの情報を頼りに、我が家の電話をかけてきた保健所の獣医さん。

あちらの持っている情報は“書類上の持ち主がわが家である”と言うことだけだった。

私との話の中から、“一旦販売した犬であること”が判り、もし飼い主が出てこない場合は
殺処分もしくは、犬に問題がない場合は市内の愛護団体か市内の希望者に譲ると言う。


私は『こういう言う時のために入れてあるマイクロチップなんだから、飼い主が出てこない場合は私に引き取らせて下さい』と申し入れをした。

幸か不幸か、犬の性格になんの問題もなくて、たまたま来た愛護団体の人も『この犬なら、誰か貰ってくれるでしょう』と言う話になった様。

保健所では、『一旦販売した犬だから、あなたに還すことはできない・・・』の一点張りだった。

何度も話すうちに『出来たら飼い主さんの情報を教えてください』と言われ、知っている限りの情報を伝えた。

こうなるとさすがに行政間。

だされた転居届をもとに、飼い主さんの現住所を割り出し、連絡をとることが出来たそうだ。

その結果は、最初は『今いる3犬種を飼っています・・・』と言うことだったけど

『ピレニーズは?』の質問に

『前に飼っていた』になり『引っ越してきたときに逃げた』になった模様。

『今、保健所に保護していますが、引き取りますか? ブリーダーさんが引き取りたいと言ってきていますが・・・』

『もう要らないので、そちらにあげてください』  

そう言う成り行きで、やっとうちに引き取ることが出来た。

マイクロチップを入れていて、情報は名義変更されてなくてウチのまま、飼い主さんが判らない状況でも、販売した場合は、ウチに帰ってくることは不可能なんだろうか?

飼い主さんが判って、見るからに虐待としか見えないようなひどい状態でも、それでも飼い主に返すしかないのだろうか?

今はまだまだ、マイクロチップの装着が一般的ではなくて、法的にも何の事例もないそうで、何処に聴いてもこういうケースでの法律的な所有権が誰にあるのかは明らかではないらしい。

誰もが『それは弁護士に相談してください』と言う。


こういう不幸な出来事があった場合、私達は自分たちの手で生み出した命を、みすみす見殺しにしなければならないのだろうか?


納得できない理不尽なことばかりだった。


保健所を出る時に、その獣医さんが追い打ちをかけるように言った。

『この子で繁殖をするんですか?』

『いいえ、この子は誰か大事にしてくれる飼い主さんを探します。これまでの生活をリセットさせてやりたいですから』

さすがに腹が立ったけど、何を言っても届かないような気がして黙って保健所を後にした。



誰も、子犬を迎えるときにこんな状態になるとは考えていない。

私達も・・・。

今回の飼い主さんも・・・。

きっとそうであったはずと信じたい。

今どきの社会情勢は大変厳しくて、いつ誰にどんな事が起きるのか判らない。

人間、生きているうちには病気もあるだろう。

手放さなければならなくなった理由、それを責めるつもりはない。

でも、もしそうなったときには、まずは一生懸命に託せる人を探してほしい。

私達に出来る事があれば、どんな協力もする覚悟は有る。

そして、それでもどうしようもない時には、どうか私達を頼ってほしい。

せめて、私達が生み出した命だけでも責任を持って守りたい。

どういう状況だったにしても、この炎天下に犬を放置すればどうなるのか・・・

誰でも容易に想像できる。

リードを手からはなした時、自分で手に掛けた訳ではないけど、

殺したのと同じだと言う事を自覚してほしい。

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こんな姿になっても、明るくて、とっても健気だから、尚更哀れさを感じてしまう。

明日は、もしかしたら新しいオーナーさんになってくれる人が面会に来てくださる。

赤いふとーーーーーい絆はどこかにつながっているはず。

気長に、探そうと思っている。

ニックネーム ママちゃん at 14:38| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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